kiyoshiroのNoteBook

日頃の忘備録・雑記帳みたいなもの・・・。

龍安寺石庭を推理する

先日、TVの番組で龍安寺の庭が紹介されていた。以前から「龍安寺石庭を推理する (集英社新書)」という本があったのは知っていたけど、読むまでには至らなかったのですが、他の本を借りたついでに借りてみました。
パラパラを拾い読みした限りではなかなか面白そうな予感が・・・。

日本を代表する庭園として海外にも名を馳せている、龍安寺石庭。だが、庭石と白砂のみで構成されたこのユニークな庭を、いつ、誰が、どういう意図で造ったのか、実はそれすら定かではなかった―。石庭の造られた年代については、従来も、一五世紀説~一七世紀説まで様々なものがあり、造った人物の候補もまた幾人も挙げられてきた。ここで著者は、それら先行説を仔細に整理・検討しながら、石庭を巡る三つの大きな謎を推理していく。そして、庭のそこここに込められた技術のルーツへの視点を導入することによって、作庭者の像を大胆に絞りこんでゆく。果たしてその「謎の作庭者」とは。


龍安寺石庭を推理する (集英社新書)


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