kiyoshiroのNoteBook

日頃の忘備録・雑記帳みたいなもの・・・。

黄夫人の手

「黄(ウォン)夫人の手 ---黒石怪奇物語集」新刊の棚にあったので、あまり考えずに借りてきた一冊。
表題他8篇の短編を集めた短編集で、始めて読む(聞く)作家です。
まだ3つしか読んでいませんが、一風変わった小説で意外に良いかも・・・( ;^^)ヘ..

生誕120年。独自の饒舌体で、日本人離れした混血文学を書いた異色作家の初文庫。人間の業、魂の神秘に迫る暗黒怪奇小説集。死んだ女の手がいろいろな所に出現し怪異を起こす「黄夫人の手」他全八編。
大泉黒石。ロシア人を父に生まれ、国際的な無頼派ぶりで、混血文学の先駆者として大正文壇の寵児となる。そして―。死んだ女の手がさまざまな怪奇事件を起こす「黄夫人の手」他、人間の魂の不思議を描く、黒石の怪奇小説傑作選。


黄(ウォン)夫人の手 ---黒石怪奇物語集 (河出文庫)

written by iHatenaSync